【会社設立関連コラム】 飲食店開業の必須条件!立地の良し悪しとは?
飲食店を開業するにあたって最も重要な項目のひとつに「立地」があげられます。
立地の良し悪しとはなんでしょうか?
立地の良し悪しには実は様々な判断材料があります。
それをいくつかあげてみましょう。
1、通行人
お店の前、またはお店が自然に見える位置からの通行人の多さは重要です。
また、通行人の質として、サラリーマン、OL、学生に偏っている場合は
土日の売上が落ちることが予想されます。
2、駅
やはり駅から近いことは大事な要素ですが、駅前だとどうしても賃料が高くついてしまいます。
そこで考慮すべきことは、お店の前が駅へ続く集中度の高い導線になっているかどうかが
重要なポイントです。
駅へと続く導線である場合は、多少駅から離れていても認知度は高くなりますので、
賃料との兼ね合いによりこちらのほうがお得な場合があります。
3、商業施設・高層マンション
駅前でなくても、近隣に商業施設や高層マンションなどがある場合には土日の流入が見込めます。
この場合はその生活圏に住む人の生活レベルがお店のコンセプト作りに重要になってきます。
4、競合店
いくら通行人が多く、駅前や商業施設の近隣であっても、競合店が近くにいたのでは意味がありません。
この場合は、多少駅から離れたとしても、駅前ではないために賃料が抑えられるメリットを
選択したほうが良い場合もあります。
このように立地の良し悪しには様々な要因があり、大事なことは立地に対する賃料が
はたして妥当であるかどうかです。
いくら立地が良くても高額な賃料である場合は、売上が上がっても赤字になる可能性があります。
立地と賃料、そしてそこで開業した場合に見込まれる予想売上との兼ね合いが大切です。