【会社設立関連コラム】整骨院、高額な医療器機はリースのほうがいいのか?
整骨院を開業する場合、医療器機などの設備が必要になりますが、
医療器機は高額なため必ずしも自己資金で購入出来るとは限らないと思います。
自己資金で購入しない場合は金融機関からの借入に頼ることになりますが、
実績がない場合は借入の審査が通らないこともあります。
そこで考えられるのが、医療器機をリース契約することです。
リース会社とリース契約することにより、医療器機を貸し出してもらい、
リース会社にお金を支払います。
リース契約のほうが金融機関の審査よりもはるかに簡単です。
しかもリース料金を全額経費に計上することができるため、税法上もお得になります。
ただし、リース料金の中にはリース会社の取り分も含まれているため、
自己資金で購入するよりも割高です。
そしてリース契約の最大のデメリットは途中解約が出来ないということです。
通常リース契約は4~6年くらいの分割払いとなりますが、
もしその間に最新の安い医療器機が出たのでそちらを購入したい!と思っても、
リース契約が続いているうちは解約出来ないので使い続けるしかありません。
つまりリース契約期間の途中にいらなくなったからリース契約を解約して引き取ってくれ、
ということが出来ないのです。
悪徳な会社とリース契約を結んだ場合、役に立たない高価な医療器機を導入されて
解約にも応じてもらえないこともあります。
医療器機をリースする場合にはしっかりとしたリサーチが必要になります。